子どもは強くて勇敢
子どもは、好奇心と冒険心のかたまりです。3才から上手に受診して、家に帰っても歯医者さんゴッコで楽しく遊びます。 <右グラフ>(もうり小児歯科) 当院で初めて治療した時の受診態度で、3才を境に大きく変わります。2才までは暴れる(赤)が多数ですが、3才からふつう(緑)と上手(青)、6才からは楽しく(灰色)が急増します。障害のあるお子さんも、本当に難しいのは40%だけです。 泣いてもいいよ!!泣かせない診療より、子どもの心を読み取る診療を心がけます。下は歯科医院での泣声分類です。それぞれ対応は異なりますが、多くはグラフのように上手になります。 TSD(Tell-Show-Do)子ども自身に理解させ、治療を進める方法です。子どもの言葉で説明後、器具を見せたり手で触れさせて理解を深めます。また、手カガミで治療を見せて、誤った歯科への想像や、知らないことへの不安を消します。3才以上の理解力が必要ですが、2才以下のお子さんにも適用します。 モデリング上手な子の診療を見せて真似させます。今日、泣き騒いだ子が上手になり、明日の子のモデルになる子どもの輪です。子どもは遊びの多くをモデリングで覚え、ほとんどが歯医者さんゴッコを始めます。この、モデリングは良くも悪くも働き、大人が悪いモデルにならない配慮が必要です。 TEACCH法(ティ−チ法)自閉症など、コミュニケーション障害のあるお子さんの治療と教育方法です。この子たちは、先の見通しがつかない不安を持っています。そのため、前もって予定表や、絵カード、写真などで教えます。 このページの先頭へ
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