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♪ 食べる能力が完成する時期です ♪
お腹を減らして、食べたいと思う環境が前提です。
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上手に食べさせたい!
食べ方の基本は離乳食で学び、捕食・えん下・そしゃくと上乗せして幼児期に完成します。この学習を忘れると、大人になっても上手には食べられません(口腔機能発達不全症)。正しい食べ方を覚えるには、離乳食のおさらいも必要です。あまり硬いものへ急ぐと、かえって丸のみを強めます。
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いつ、虫歯はできるの?
幼児期に急増し、5才児の50%が虫歯です。やっとWHO2000年の目標(5才児の半数が虫歯ゼロ)に達し、先進国で最悪グル−プです。ダラダラ飲食は最悪で、食事のリズムが乱れると虫歯はできます。これをおやつが加速します。あめやガムなど口に長く残る食品は避けましょう。
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強い歯に育てよう!
個々の歯の強さは、生えた後3年間の待遇で決まります。歯の結晶が育つ時期で、生えた直後が最も危険です。結晶が大きく育つと強い歯です。治療では歯を強くできませんから、予防が最良の治療です。
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歯みがきどうしよう?
遊びみがきから始めましょう。ただ、完全にはみがけませんから、みがき直しが必要です。寝かせみがきで、ご自身の目で汚れを確かめましょう。立たせみがきでは、口の中は見えませんし、唇を引っ張って痛くしてしまいます。
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指しゃぶり、どうしよう?
3才児までは様子見だけで十分です。多くは4才前に消えて、歯ならびの変形も自然に改善します。はずかしめたり、無理に止めさせると、爪かみなど別の癖に変わるだけです。
4才後も続く時は、心の問題も考え、原因さぐりから始めましょう。元気に遊んだ日は、指しゃぶりが減りませんか。子ども仲間と体を使った遊びで、心を開放できる環境つくりが早道です。
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上手に受診できるかな?
3才になると、急に上手になります。自我が芽生えて治療の説明が理解でき、多くは歯医者さんゴッコで楽しく遊びます。大人の「見るだけ」など、うそやごまかし、気休めは足を引っ張るだけです。
受診時間も影響します。午後は大泣きだった子が、午前は笑顔で受診なんて珍しくありません。心身ともに安定した疲れのない午前中に、楽しく安全に受診させてください。
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永久歯が生えるまで?
6才臼歯と前歯はお母さんの胎内4か月、他の歯も生後9ヶ月までにでき始めます。今は乳歯の下で、永久歯の芽にカルシウムが添加中です。
6才ころ、乳歯の奥に6才臼歯が顔を出し、7〜8才で前歯が生えて、12才で28本の永久歯が生えます。最近は前歯から生える子が多く、その原因は分かっていません。
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乳歯の下に永久歯の芽 |
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